午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

夢女子の才能がないので恋愛は向いてませんって話

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つまるところ、たぶん私だって、橋本環奈ちゃんとかガッキー似の美女とかに生まれたら、恋愛ストーリーの主役を張る自分を許せたんや。

でも実際は、この世界を生きている自分というアバターが大して好きじゃない。

でくの坊な喪女でしかない自己を投影した何かが繰り広げるラブストーリーなんて、私が視聴者ならお金を貰えても見たくない。自分を愛せる才能もないのに他人なんて愛せねえよ、残念ながら。

 

だからせめて、リアルでもソシャゲのアバターのごとく、課金でほいほい見た目を変えられたらなーー。

整形とかじゃなく、iTunesカードを買ってコードを打ち込むだけのカジュアルさで課金して、目の大きさとか位置とか色とか、髪型髪色、胸や背の大きさまで変えられたらなーー。

そんなことができないこんな世の中じゃ、ほにゃらら。というやつだ(JASRACこわい)。

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元気ですか、私は最近生きるのがちょびっと楽しいよ。

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「大人になってから1年が早くなったね」なんて、学生の頃は絶対言うもんかと思っていたテンプレートでつまんない台詞が、口に馴染んでしまってからもう何年経っただろう。

社会に出ることがイコール大人だと思っていたあの頃、大人になって仕舞えば、働き出してしまえば楽しいことなんかないと思っていた。

 

もちろん「社会人になっても充実した生活を送っている(ように見える)人もたくさんいる」。そんなことくらいはちゃんと認識していた。

けれどそんなの、本当に能力にも容姿にも性格にも恵まれた幸運な人間/自分とは別次元の根っからポジティブな人間/とにかくキラキラした自分を演出したい自己顕示欲の強い人、いずれかの強がりだろうとわりと真面目に思っていた。

私はそのどれにも当てはまらない。今までもこれからも、きっとずっとどれにも該当することはない。

そんな私でも今、ちょっとだけ人生がたのしい。

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やっぱり私はまだ中高生のままなのかもと思った話。

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よくある話すぎて、自分が見かけても手を止めるか分からないくらい、本当にありふれた話をする。

本気ですごく気の合う、仲の良い友人だと思っていた数年来の男友達に告白された。

 

こちらの市内で夕方まで用があるから、それが終わったら飲まないかと言われ、暇だし良いよと言って会う、時々だけどよくある予定だった。用というのが共通の趣味に関するものだったので、その話なら私が呼ばれるのも不思議ではないなと何も考えなかった。

正直向こうも結構飲んでいたし、私も酔って頭がふわふわして「眠い」という意識しかなかったので、あれは現実だったんだろうかとさえ思う。

本当にそんな雰囲気も何もなく、シチュエーションもそれっぽくなんかなかった。ただ駅で別れようとしたら呼び止められて、終電までまだもう少しあるから構内でお茶でも付き合えと言われるのかな、もしくはカラオケ二次会か、なんて思って怪訝な顔で振り返ったら出てきた言葉が告白だった。

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「いい女」として恋されるより、「いい奴」として認めてほしい。

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タイトルが結論なんだけれど。

これが私の人生のスタンスで、人間関係において恋愛はゼロベースから始められるものではない。最低限、人として「いい人」だと自分が思えて尊敬できて、異性としてどうかは抜きにしてまず「いい奴」と人間性を評価してくれてる相手と交際したい。

何なら、5人の男性に「いい女」だと言い寄られるより、気軽に声をかけて近況報告して駄弁れる「いい奴」な男友達が5人いてくれる方が嬉しい。 

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オタク文化への浸かり方レベルと、海の楽しみ方についての一考察

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まずオタクと海という切り口から、深海魚とか貝とか、海の生き物で例えろよと思った方には申し訳ない。

水族館に行くのは大好きなものの、海の生き物の生態に詳しいというほどではないので止めました。と予め表明しておく。

 

秋の夜長に、「オタク沼とはよく言うけれど、私にとってオタク世界の界隈は沼なんてかわいいサイズのものより広大な海の方がしっくり来るな」とぼんやり考えていた。決して最近ハマったジャンルのことを考えながら、崖から海へ飛び込みをキメる自分が脳裏に過ぎったわけではない。

そう、オタク世界の広さを例えるなら海だ。海は広いな大きいな、だ。

そうして、何だか中途半端な自分の立ち位置を、オタク文化という大海の楽しみ方に置き換えて考えてみた。するとなんだかオタクのレベル分けがスッキリまとまった気がしたのでメモしておくことにした。別にオタクの生態を布教したいとか決して思ってない。

 

ちなみに、色んなオタクがいるとは思うけど、ここでは分かりやすく一般にイメージされやすい「漫画またはアニメ」オタクを想定している。まあぶっちゃけ私がそうだからなんですけどね?

あと、これも予め表明しておきますが、万一比喩がそう感じられてしまったとしても、みんな海の仲間なのでどのレベルの方のことも決して貶めるような意図はないです。ないですけど引っかかったら教えてください。

 

レベル:ライト層

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「ふつう」の分類学〜学歴不問、あなたも分類学者〜

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最近、SNSリアルアカウントで、書くだけ書いてそっと下書きに入れた呟きを供養。

なんかねー 自分たまたま女の身体で生まれてくることができたから苦しまなかっただけのオネエさんなんじゃないかって思う、最近。性的指向は置いといて。メンタルの不安定さは女性っぽいけどそれはホルモンバランスとかの身体的影響として、思考回路は男性の方が近しい気がする

 

例えば、私は昔から「人の気持ちを考えろ」と言われるのが嫌いだった。分からないからじゃない。現代文で作者の気持ちを読み取るのは得意だ。親しい人の気持ちなら考えて推定するのは大得意だ。

考えて分かった上で、分かるなら共感し忖度すべきで『普通』はそうするという風潮が嫌いだった。思考が読めたからと「かわいそう」だの「泣いた」だの、感情論を押し付けるだけで理屈の通らない、賛同できない思想に合わせる必要など感じなかった。(そもそも人に共感と忖度を求めるくせに、自分は同じことをしない時点で「共感」できるわけないよねしてないじゃんと)

そういうところが女らしくないと、女のくせに理屈っぽくて可愛くないと何度言われたか知らない。

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「女子」を断捨離しています

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すこし前に25歳になった。

四捨五入したら「アラサー」と呼ばれる歳で、転職して職歴が一度リセットされた私は忘れていたけど社会人歴も3年目になり、結婚する友人も増えてきた。

 

私はというと、その25歳の誕生日に彼氏と別れた。ことにした。

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