信号を3つ渡れば5分で地下鉄の駅。あの頃の私に話したら、なんて曲の歌詞だっけとでも返ってきそうだなと思った。透明なビニール傘に弾けて滲んでいく、6月の雨の夜の街を、隣駅まで向かう信号待ちにみていた。 腕にふれる風は蒸し暑くもなく肌寒くもなく、…
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