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午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

16卒姉と18卒妹が送る、就活準備として最低限抑えたい3つのこと

 

来春から就活の始まる愚妹に、就活のことをいろいろ聞かれたはいいんですが。

我が愚妹はゆとっていた。なのでいっそ、反面教師にでもしてもらうために晒し上げようと思います。

 

これから就活を始める諸兄におかれましては、我が愚妹を踏み台にし、わたしの屍を越えて行ってください。

かなりゆとりのある奴の話なので、意識が高めで真面目に動き出してる人には当たり前すぎて参考にならなかったらすみません!

とりあえずこの時期に悩んでる人が多そうな以下3点に答えます。

 

  • 合同説明会ってどう回って行けばいいの?
  • 志望業界とか絞れないんですが?
  • そもそも就活って何から始めればいいの?

 

 

姉妹のざっくりスペック

姉(わたし)

16卒。地方国立文系出身、元体育会系。地元と大学の間の都市圏に就職、Jターンくらいの就活を行う。

某大手企業の系列会社で細々働く。職種は一応情報・マスコミ関係。

 

18卒。近隣ではお嬢様学校と言われる、地方の中堅私立女子大に通う理系寄りの文系。

自宅通学のためサークル活動は特になし。大学は地方とはいえ都市圏にあるので、おそらく地元ではなく大学付近で就活。

希望職種は今のところなし。

 

こんな姉妹が就活の話をした実録です。

 

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会話スタート・説明会の行き先編

学内の就職説明会が今度あるけど、何を見ればいいかなー。とりあえず全部回ればいいかなー。

 

無理に決まってんだろうがやめとけ馬鹿野郎。

いいか、人事の人は基本的にいいことしか言わないんだよ。片っ端から話を聞いてたら、片っ端から「なんかこの会社いい会社なんじゃなーい?」と思わされます。だってそれが人事の人の仕事だもん。

逆に言えば「そう思わせられない会社の人事は仕事できてない」と思って、志望度が大して高くなければ受けるのを止めてもいいレベル。

 

そうやって「この会社いいかも?」「この業界もいいかも?」と思ってあれこれ興味を増やしていったらどうなるかだけど、

お前は学生時代、期末テスト前に全教科全力で完璧に勉強できたことがあるか?

 

:あるわけないじゃん?

 

:じゃあなんで就活では業界の幅を広げまくって、すべての業界を勉強しなきゃいけないようなことをしようとするの?できると思うの?

 

:むりだな!!!

 

:とりあえずやりたいことやできそうなことからやっていけや。テストみたいに「この業界が全く分かってないので留年!」とかなんないだけむしろ優しい世界なんだから。な。

 

結論:手を広げすぎると全教科を勉強する期末テスト並みに死ぬので、まだ理解できそうなところから突ついていきましょう。

 

やりたいことなんてありません編

:今の時点でやりたい仕事とか職種とか別にないんだけど、どうやって見つければいいの?

 

わたしだって別にやりたい仕事なんてなかったわい。

 

:うそつけ、お前「大きくなったら本作る人になる」とか幼稚園の時から言ってたじゃん。

 

:それは「働かずに生きていけるわけがないから、働かないという選択肢を除いた上で就きたかった職業」ですー。

本当にやりたい仕事?そんなのほとんどの人間からしたら無職か学生に決まってるでしょうが。

 

:ですよね!わたしも!!こどもでいたーい♪

 

:でもそうは言ってられないからみんな死んだ魚の目で就活すんのよ。

なので「絶対やりたくない、できないことから除いていく」方式で考えなさいな。

 

絶対に働きたくないんですが。

 

:これなんかのbotで見たぞー。絶対どこかで見たぞー。じゃあこの2択にしてあげるよ。

「大卒無職23歳、奨学金という名の借金X00万円持ち、独身」の肩書きを始めから背負って生きて行くか、

とりあえず「新卒OL23歳、奨学金という名の借金X万円ずつ返済中、独身」の肩書きを手に入れておくか。

 

:え〜〜???

 

:お前が前者のままでも焦りも不安も感じないと言うなら何も言わないわ。まあ我が家の家計を鑑みると前者だと3年も生きていられないと思うけどな。

 

残念ながら「就活をしない→借金を抱えたニートやフリーターになる」とハードモードすぎるルート入りが超高確率だから新卒は就活しなきゃなんないんだ。

世知辛くて夢も希望もない話だけど、下流寄りの中流家庭である我が家では夢や希望を追うために就活するんじゃないんだ。

やりたいことはな、作れる。少なくともお前の夢が「大卒無職23歳、奨学金という名の借金X00万円持ち、独身」じゃなければな。

 

まあ就活してみてもダメな場合はある。わたしだって1年前までは上記ルートに片足突っ込みかけてた。

それでも始めから「それでいい」と言うのはあまりにリスキーだと思うんだが、そのリスキーな人生はお前のやりたいことか?

 

それは絶対むり。いや。とりあえず長いものに巻かれたい。働くしか…ないなうちは…どうしよ…

 

:だからとりあえずお前の場合は理系寄りの業界から消して考えていけばいいよ。

機械・自動車・IT・インフラ、この辺はお前何もわかんないし興味もないでしょ?

そうやって消していって、まずはある程度「まあこのへんに関わる仕事なら長く続けていけるんじゃないか」くらいまで絞ればいいよ。

 

それでいざいくつかの会社の説明会に出て、違うなと思ったり特に興味があるのはこの事業だってさらに絞れたりしたら、その時に方向性を修正していくの。

結局は直接話も聞かず社員にも会わず、ネットで調べて自分で考えた情報だけで100%自分にぴったりな会社や職業を見つけ出そうなんてするのは無理よね。

 

「自分の興味」からざっくりと方向性を決めて、実際に動いてみてから軌道修正していくつもりで行けばいいよ。

 

結論:本当に何もしないと「大卒無職借金持ち」ルートが濃厚ですが、それが自分のやりたいことなのか検討してみような。嫌ならその次にマシそうなルートを死ぬ気で考えよう。

 

 

結局何から手をつければええねん編

:それで、結局就活って説明会以外なら何から始めればいいかな?

 

:お前的にはまずどのへんだと思うの?

 

就活関係の授業や講座に出るとか…あとは大学の就活センターに通うとか?

うちは女子大だから基本的に大手の事務職とかの求人が多くて、就活センターの職員さんと仲良くなれば良いところに入りやすいとか…

インターンには夏に行ってみたし。

 

:そうね。あとはOG訪問とかもあるよね。メーカーなら、店舗や商品に触れてみるとかもある。

 

:で、結局何をやるのが一番いい?

 

なんでもいいんじゃない?

 

:なんでここに来て投げ出すのー???

 

:いや、そうじゃなくて。社会人になってみて思ったけど、ほとんどの場合学生の「社会を知ろうと色々やってみた」って、結局やった気になってるだけで自己満足なことが多いんだよね。

 

:じゃあ何やっても直接は役立たないから無駄ってこと?始めから素直に面接練習した方がいい?

 

:違う、違う。もちろん面接練習は大事だけど。絶対的な正解とか役立つことなんて正直ないの。

 

例えば自分を振り返るとさ、4年間運動部に入りながらアルバイトを続けて、4年かけて資格を取った。

同じ試験を受けに来た学生の履歴書に、こう書いてあるのだけ見たらまあまあ立派だな、真面目そうだなとかって思わない?

 

だけど「わたしが頑張った証」だと思ってドヤ顔で話してたその資格は今別に全然活きてない。

ある職業には必須だけど、わたしの就職に役立つものでは全然なかった(役立てようと思って取ったわけではないからこれは分かってたんだけど)。

 

運動部もアルバイトも、自分の周りではそんなに続けてこなしてる人間は居なかったけど、それでも世間から見たら正直ありきたり。

 

そもそも学生が4年で知ることのできる「世界」や「社会」なんて、それこそ世界や社会においてはほんの一部でしかないよね。

なのに「分からなきゃダメだ」とか「分かった」って思い込んでも仕方ないし危ない。

 

社会人ですら世界や社会のこと全部なんて分かってるわけないし、初めから正解なんてないの。

だからこそ、何をやってもある意味正解であって、永遠に不正解でもある。

ということで、まず自分のやれることやってみたいこと、気になることから始めてみるのが正解だと思うよ。

 

「道が分からなくて動けない」って思ってたらいつまでもなかなか動き出せないけど、一度動き出しちゃえば自然とあれもこれもってできるよ。

とりあえずこたつから出たら意外と動けるのと一緒。まずはできそうなところからやってみ。新卒だって(真っ黒でなければ)できそうな仕事から始めるんだし。な。

 

結論:何をやっても正解じゃない。不正解なのは何もしないことだけ。とりあえずできることから手を出してみればそれが自分にとっての正解。

 

 

最後に

という大変いいお姉様めいたことをしてみました。

そもそも自分自身が成功してるのか?と言えばそうじゃないし、新卒1年目で成功も失敗もあったもんじゃないので、来年再来年の自分ならまたアドバイスも変わるんだろうと思います。

 

それでも一応、正解ではなくとも「ある1人の就活生のスタートからゴール」までは経験した者として思うところはこんなもんです。わたしも反面教師になり得るところは山ほどあるしな!

「成功しよう」と思わなくていいです。ただ、絶対に自分の人生ごとリタイアはせずにゴールしようという意思だけは忘れなければいいんじゃないかな。

 

何にせよ言えることは、走り続けなければゴールには辿り着かないし、走り出しもしない奴にはゴールする権力なんて与えられません。

ゴールの位置や距離は人それぞれだけど、焦らずとにかく「できることから」で動き出してみるのが大事だと思います。

 

「就職してからが本番、内定はゴールじゃない」とはよく言うけれど、ゴールも決まってないのに開始され走り続けないといけない競技なんてクソだと思うので、とりあえず内定を仮ゴールとして設定して走り出そうな。

 

がんばれ、就活生。そしてもしかしたら、未来の後輩たち。応援してます。