午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

具体性のない精神論ばかりの長話を、ゆとりは説教と呼ぶんだよ畜生

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ゆとり世代と呼ばれる皆さま、偉いおじさんの長話は好きですか?

 

私はもちろん大嫌いです☆

 

いや、長い話だろうと中身があればいいんですよ。何らかのセミナーとか、授業形式のお話なら長くても仕方ない。

私は2年目ですが学生気分の抜けない受け身大好き人間なので、セミナーや講義であれば、全く興味外れな話題でなければとりあえずわくわくして聞きます。

 

 

ただ、その偉いおじさんによる長い話が単に「業績が悪いことへの苦言〜対策としての精神論を添えて〜」だとか「営業のコツと心構え〜俺たちの時代はこんな苦労をしたんだぞ〜」とかだと、「お説教タイム来たなーこれ」としか思えないんですよね。

 

だから向上心と素直さのない、超三流ひねくれゆとりなんですけど。

だって「その話と今は時代が違う!!」みたいなことはザラですし。

経験があるならそこから方策を知りたいのに「場数を踏めば分かる」って悟られても、開いた悟りを次世代の育成に伝えられないならその経験という名の信仰は本当にありがたいのかと思いますし。

 

 

しかもちょくちょく矛盾してる。例えば

「見込みに繋がらないところばかり行ってても、断られてばかりだし成果も上がらなくて、辛くて辞めたくなるだけだからやめなさい」

と言ったかと思えば(この意見自体はまだ真っ当な意見だと思う)、

「だから今はとりあえず場数を踏んで、商談をしてくることじゃなく、コミュニケーションを取って情報収集してくることを目指しなさい。そうしたら今後の方針も立てられる」

みたいなことをおっしゃる。

 

うーーーん。いや、言っていることそれぞれは一理ある。と思う。

ただ、弊社の扱う商品って、扱う業種は幅広いとは言ってもどんな規模業種の会社にでも必要なものじゃないんですから。

とりあえずで何も考えずに飛び込むことこそ、断られてばかりで成果に繋がらない可能性が高いですよね?

そして何も考えずに予備知識も需要もほぼないところに飛び込んでも、当然門前払いでコミュニケーションも情報収集もできるわけないと思うんですけど。

無駄打ちをしたくない傷付きたくない、超合理主義で生き急いでて根性のないゆとりの発言ですけど、もうそれでいいや。

 

しかもそうやって情報収集して次の方針を立てろって言われても。

早急に売上が必要だって散々怒ってる口で、まずは情報収集からとか本気で言えてるんですか?と思うし。

先人たちの経験と知見とやらはどうして収集された情報として、その今後の方針とやらを立てるのに活かされないの?と思うんですが。

確かに自分で営業スタイルを考える練習も間違いなく必要だと思う。

ただそれだけだと成果も上がらなくて、辛くて辞めたい使えない新人を生まないために、先輩たちの経験や指導があるんだと思ってたんですけど違うんですかね。

 

ちなみに弊社の偉い人は、実際に何も考えずに飛び込んでて「ダメでした」の連続の日報ならそれはそれでまた苦情を言います。絶対。間違いない。

要は結果が出てれば内容は文句言わなくなると思うんですけどね。それができなくて私は辞めたいです。

文句を言うなら「とにかくやってれば道は開ける」的な根性論や精神論じゃなく、具体的な方向修正をいただきたいなと思います。せめて小手先のテクニックや気の持ちようでもいい。じゃないと愛の指導のつもりでも説教タイムとしか感じられないです。これはゆとりの甘えですかね。

 

さらに弊社は「行き先は自分で考えろ」派です。そうして自分で考えた行き先たちがダメな場合でも、具体性のある「次はこういう方向性でこういうところを狙ってみなよ」的なアドバイスはないです。

「もっと考えて動かないとダメだね、はい例えば次どうしたらいいと思う?」という逆質問があるだけです。

さすがに何度か「考えて動いた結果これなので自分の現状ではこれ以上思い付けません、アドバイスをください」とは言いましたが。

ご返答は概ね「じゃあもうとりあえず考えずに行け」になります。いや考えろって話じゃなかったっけ。もうわかんねーなこれ。

 

 

そんな指導に見切りを付けて自分なりに色々考えて動けばいいんでしょうけど、従ってないとそれはそれで目を付けられるから組織って面倒ですよね。

それに、怒られるのが怖くて長い物には巻かれたい私にはそれもできない。叱られたくないから動きたくない、いかにもゆとりですね。生きてて申し訳ございません。

ぶつぶつ言いましたが、要はただのゆとりの口答えです。面と向かって喧嘩を売るほどのバイタリティはないから、ネットに反論を殴り書きそして捨てるヘタレの抵抗です。

 

後輩や部下を持つ皆さん。どうか思い出してください、覚えていてください。

何が分からないのかも分からない新人が欲しいのは、とりあえず何か仕事っぽい作業をして「自分もちょっとは役立てたぞ」と感じられる達成感と安寧です。

だから具体性はなく抽象的で意識は高い長話(≒説教)をくれる偉い人には畜生とかうるせぇとしか思えません。不安と不満を煽って、元から大してない忠誠心をすり減らすだけです。

それよりも、一見生産性がなさそうで雑用と言われそうな内容でも、具体的な作業としての仕事をくれる人の方が遥かに素敵に決まってるよね大好きって話です。

 

私はそんな雑用という仕事をたまに頼んでくれる方がとても好きです。 ちょっとした代理作業やお使い程度のことでも、ありがとうと言ってもらえるのが嬉しいです。

新人に大した仕事なんてないんです、それなら先輩や上司の手伝いという仕事をください。それが仕事を感じる、手伝うことで覚えるという何よりの仕事になるんです。

じゃないと転職活動などせずとりあえず明日から1秒も出勤せず退職したいな〜という気持ちでいっぱいの1、2年目が爆誕しますのでね。何卒。何卒よろしくお願い申し上げます。