午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

第二新卒が転職して半年。社員数2桁の中小企業から、4桁の企業へ転職して思うこと。

f:id:reni025:20170811165307j:image

お久しぶりです。最後の更新が7月末。半年まるっとブログが放ったらかしになっていました。

どれくらい放置していたかは、残暑の時期には更新するつもりだったからこんなイメージ画像だったことが物語っていますね。

たぶんもう見てくれている方いないので「お久しぶり」も変だけど、そこはまあもういいや。

 

 

言い訳はひとまずこのくらいで。

その間に新卒入社2年目の企業を退職、2社目となる転職先に勤務し始めました。一応業界も職種も違うまっさらな状態で、ぺらぺらな第二新卒はおたおたと再スタートしました。

正直、早すぎることに2日目あたりから緊張することなく馴染めて、びっくりするくらい快適でした。人見知りにしてみれば本当に驚き。

馴染みやすかった要因としては、中途入社の受け入れ体制が整っていたことが大きいと思います。規模が大きいぶん中途入社も多いので、第二新卒での転職も珍しくない。このあたりも助かりました。

 

でも何より、社員のキャラやテンションが自分に近いこと。それから、就いた職種が未経験とはいえ自分のずっとしてみたかった職種であること。

その辺りがとても楽で、なんだか息がしやすくて。学校や部活みたいに「みんな大好き!最高!」とはさすがにならないけど、居心地はいいです。

ただ何かしらアウトプットし続けることが仕事なので、プライベートでは書いてアウトプットすることから遠のいてしまっていたなと。強いて言えばそんなところだけ、少し変わってしまったのかな。

 

 

とはいえ、前は「どの会社でもどこかしら合わないところはあるし、どこかしら無理はしないとやってけないでしょ」と思ってました。

でも転職してみて、今のところは「自分に合う会社って探せばあるんだなぁ」と思えています。

そんなわけで、ある程度落ち着いて周りも見えてきたので、第二新卒が中途入社をしてみて感じたことを綴っておこうと思います。

まずはざっくり、分かりやすく数値などの指標でまとめられそうな部分から。

 

(1)事業所

地方内に2ヶ所・転勤なし→全都道府県に事業所あり・転勤あり

転勤があるかもって時点で総合職感が増しますね。

既に家を出ていて、身内の危篤でもなければあまり地元に執着もない(むしろよほど僻地でなければ知らないところに行ってみたい)人なのでばっちこいでした。

 

(2)総社員数2桁→4桁後半

前職は「ワンフロア1桁〜10名台」でしたが、現職は一気に「支社によりワンフロア300名超」です。同じ部署の人だけで前職の社員を超えてます。

学校のひと学年が全部ワンフロアにいる感じですね。なのでクラスという名の部署が違う人はもうさっぱり知らない人です。

 

(3)部署数実質3部署→20部署くらい

前職は「営業部からの異動は実質なし・部以下の課が存在しない」でした。営業部と、役員が兼任している総務部と、私のいた部署だけ。

私のいた部署にはそれほど人は必要ないので、営業に回されたらもう戻れませんでした。

対して現職は「事業所営業所課が無数にある(少なくともひと目では数えられない)・人によっては異動も多数」です。異動して3ヶ月でまた異動になる人もごく稀にながらいるらしい、というかいた。

 

(4)入居ビル

高さ20mのグループ会社所有ビル→高さ約200mの合同オフィスビル

ちょっと分かり辛いんですが、前職は「ビル内の一室貸切(学校の教室と同じかやや広いくらい)」で、現職は「ビルのワンフロア貸切(300名は同じフロアに入れる程度の広さ)」です。ほんと分かり辛いな。

ただ、入社初日にオフィスに入った時にまず思ったのは「部屋、広っ…」でした。同じフロアにいるのに、視力的にも物理的にも見えない人がいることが驚きでした。

前職のオフィスは常に見えるところに社長も役員も部長もいて息苦しくて泣き出しそうでした。いつもブラインドが降りていて、薄暗い部屋でした。今のオフィスに来て、ああ明るくて広くて息がしやすいな、と思ったのを覚えています。

 

(5)社員特徴

40代以上中心・少人数(2桁前半)→20代〜30代中心(4桁後半)

前職は「20代は片手以下・新卒は毎年は採らない・採っても1人か2人」。

対して現職は「新卒は毎年3桁単位で採用・各部署に1人ずつくらいは同期が存在する」規模です。とにかく若い。お局さんとかいない。社内でも部署によるようで、私の部署は特に若いです。20代後半の課長は当たり前、所長やエリア長でも30代前半。

内勤なこともあって余計に人と会う機会がなく、いつの間にか最近ザ・おじさんな方に接する機会がないなと気づいた時はハッとしました。

 

人数についてはたぶんですけど、前職の本体企業を受ける総人数と、現職の毎年の新入社員が同じくらいなんじゃないかと。

中途社員でも全国で毎月2桁とか採用しているようなので、本当に狭き門でもないです。こんなに増やしてどうするんだろうと思いますが、営業さんが辞めていくことが多いみたいですね。

とにかく「前の会社の空気感とか常識とか、たぶん何の役にも立たないな」と真っ先に思いました。

 

 

うん。そんなわけで、逆に前職と現職の共通点がほぼ見当たらないんですよね。

共通している部分もあるにはありますし、だからこそ2年目(正確には1年3ヶ月目というほぼ新卒に毛が生えた状態)での転職活動でも「自分はコレができます」と言えて、ちょっと専門職っぽい要素のある今の仕事に就けました。その点では前職に就いていてよかったと思っています。

ただ何がどう役立ったか、をあまり具体的に語り始めると一気に前職や現職が絞られそうなので、ここはある程度で割愛します。いつか転職活動中のことを書いたらちょっと触れるかも。

 

前提として言っておくと、決して「大企業に転職したぞ☆」みたいな自慢がしたいわけじゃないんです。

だって毎年3桁とか採用してるあたり、入社が狭き門とは絶対に言えないじゃないですか。

中途入社も多いので、入りやすい会社だとは思うんです。会社の規模が大きいからって、私は難関を潜り抜けた選ばれし人材ってわけではない。

ただ、仕事をする環境が180度とは言わずとも120度くらいは変わりました。精神状態が一気に安定したので、QOLも間違いなく良くなりました。

あとは自慢したいわけではないと書きましたが、やっぱり知人や親戚なんかに勤務先を聞かれて社名で通じるのはラクだし嬉しいです。何より前職で思っていた「私は社会の何の役に立っているんだろう」に、自分の好きなことで貢献できて、明確な答えを持って働けているのが嬉しいです。

 

なので、転職して半年。

今思うことは、総括すると「転職してみて良かった、本当に」です。

ここまではざっくりとスペック的に前職と現職を比べてみたんですが、それを踏まえてこのくらい変わっても人は生きていける!とか第二新卒でも転職でこのくらいのキャリアチェンジは叶う(こともある)よ!的な意味を込めて、もう少し具体的な部分も掘り下げてみます。

ただ長くなってしまうので、一旦具体的に変わった点については次の記事に分割します。 

ついでに転職活動中にビビって下げていた、前職で本気で病みかけていた頃の闇のような記事も時効と判断して、ビフォーアフターで上げておきます。しれっと。もしお暇があれば「これかな?」と探してみてください。