午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

ツンデレ一途男子の魅力を布教したいんじゃ

またしても突然ですが、今日は私のイチオシ二次元男子の魅力を布教プレゼンします。オタクと呼ぶなら呼んでくれ。

「理想の男子をプレゼン」というと大袈裟ですが、要は「私の萌え属性大発表会」です。どうか引かないでください。そしてもうタイトルで萌え属性バラしてますが、一緒にツンデレだけど一途な彼らに胸キュンしましょう。

 

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犠牲者同志を増やしたいのでぜひぜひ、よろしくお願いしまあああす!!!(※彼はこのあと出てきません)

 

結論、ギャップ萌えは最強。

 私のツボ属性を強いて一文にまとめるならばツンデレだけど一途、抜けてるけどエリート」のコンボです。もっと端的に言えば「ギャップって、やっぱりいいよね」ですね。

 

先に言っておくと、私が好きなのはツンデレであって俺様じゃないんです。本命の前では素直になれない、ヘタレとも言える純情さって素敵じゃないですか。

なのでヘタレ気味なツンデレ大好きです。うっかり俺様に進化してしまうことで、分かりやすく本命にはヘタレて態度で示しちゃうという胸キュンポイントをどうか失わないでほしい。

 

それとエリートが好きと言いましたが、掘り下げるとすべきこと・したいことに一生懸命になれる努力家な性質が好きなんです。エリート要素は結果的についてくることが多いだけで、単にハイスペックが好きなわけじゃないんですね。

 

普段はどこか天然だったり鈍かったりするんだけど、どうしても諦めたくない夢や目標には本気で一生懸命って素敵じゃないですか。

そもそも、何事にも誠実にも一生懸命にもなれない奴が、恋愛にだけは誠実で一生懸命になれるとは思えなくないですか。

なので「彼に好きになってもらえたら、私のこともこれくらい必死になってくれるのかな…?♡」みたいな一面があると、たいへんイイね!と思います。はい。

 

ちなみに挙げるキャラは全員学生なので残念ながらもう年下です。

20代以上が主人公の作品だと各人の努力の結果がある程度出てきていて、男性キャラはツンデレというより俺様エリート男寄りになっている率が高い。

また不器用すぎても「絶対今までモテてきてるのにこの不器用さはファンタジーだろ」と冷めてしまう。

 

何よりそもそもこの歳になるとこんなハイスペックイケメンだけど不器用で一途な激萌え人材と恋愛できるかも♡なんて夢は見られなくて感情移入できないんだよ!!!

 

そんなわけで私の推しメンはピュアな学生キャラばっかりですが、これを読んで参考にしてくれた男性陣が同世代の激萌え人材になってくれたらしあわせだなあくらいの下心も持ちつつ語らせていただきます。

 

1.李小狼(リ シャオラン・カードキャプターさくら) 

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初登場時小学4年生、いきなり超年下である。すみません。しかし私のツンデレ萌えはだいたい彼のせい。

90年代前半生まれのお友達は分かってくださるのではないだろうか。今年20周年、映画もリバイバル上映が決まって今結構アツいですよね。

彼についてはめちゃくちゃ語れます。何なら定期的に友人と語ります。こんなにイケメンな小学生男子はなかなかいないと思うのです。

 

小狼くんのオススメポイントは

・小学生とは思えない強い責任感と向上心

・好きな子に笑顔を向けられて赤面しまくる純情さ

・好きな子の好きな人への想いを胸を痛めながらも温かく見守る器の大きさ

・好きな子に何度も告白を試みるガッツと、その度に脱帽する律儀さ

 

 彼は香港の名家の末っ子長男なので、基本的に自分の役割や責任をすごく重んじます。精神年齢高すぎるんですよ彼。20代でもなかなか見かけないイケメンなメンタル。略してイケメンタル。

 

物語序盤は強い魔力を持つ名家の者として、自分が日本に来た目的でもある「魔法のカードを回収すること」に一生懸命なんです。

名家のプライドもあってか、魔法のカードを世に放ってしまったためにカード回収をする主人公・木之本桜ちゃんを弱いし邪魔だと目の敵にします。しかも途中まではさくらちゃんと恋のライバル同士。

 

なのにさくらちゃんを好きだと自覚してからは、小学生らしく分かりやすく本命に弱くて不器用。すぐ赤面するし嫉妬もする。

もうさくらちゃんに微笑みかけられるだけで赤面。英国からの紳士な転校生・柊沢エリオルくんとさくらちゃんがいい感じだとすかさず割り込む。このギャップ。たいへんしゅき。

 

しかも魔法少女として成長するとともに危機に見舞われまくるさくらちゃんに、対立していた序盤を忘れるほど頼もしいサポート役として成長していくんです。

その中で小狼自身も腐ることなく強くなっていく。向上心のかたまりみたいな少年です。そりゃ二次元にしかいないわ。

 

ちなみにこの作品の中では、主人公の親友である大道寺知世ちゃんも相当にかっこいいメンタルの持ち主です。

またアニメオリジナルキャラで小狼くんの幼馴染・李苺鈴(リ メイリン)ちゃんのメンタルも見習いたい。基本的にこの作品の世界はいい人しかいないので、推しキャラがひとりはできると思います。

 

 2.吉田春(となりの怪物くん

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こいつのオススメポイントは端的に書けますね。アホの子すぎてめちゃくちゃかわいい。不器用だけど一生懸命で一途。そして黙ってれば超頭脳明晰でたいへんなイケメン。

 

色々あって中学時代を不登校で過ごし、その間に高校の勉強を一通り終わらせてます。東大合格を目指して勉強にすべてを捧げる主人公・水谷雫すら勝てない優秀さ。

けれど不登校になっていたことからも分かるように人付き合いがめちゃくちゃ不器用で、気に入らない相手や言葉で解決できない相手にはすぐに暴力に走ることもしばしばあります。

 

それでも初めて自分を気にかけてくれた雫には、全力で懐きアタックします。人付き合いが不器用なために当然恋愛も不器用なんですけど、だからこそ行動や言葉がものすごく真っ直ぐなんです。

「好きだ」とか「嫌われたくない」とか「お前が離れていくのは嫌だ」とか。気持ちをこれほど素直に伝えて行動にしてもらえたら、こんなに真っ直ぐに想ってもらえたら、と思えること必至です。

 

彼に関しては同じく人付き合いに不器用な主人公・雫の反応込みでニヤニヤさせられるので、ぜひ主人公との掛け合いを読んでみてください。

あと話は逸れますが、こちらはアニメ版のサウンドトラックがすごく良いのでそちらもぜひ聴いてみてほしいです。アニメ未視聴でも関係なく聴けるんじゃないかな。私は卒論の作業用BGMとしてお世話になりました。

 

3.道明寺司花より男子

この人は中の人を演じた、肖像権に厳しい某事務所の方の印象が強すぎるのでイメージはカットでいきます。実写化してイケメン度が上がったキャラってなかなかいないと思う。

 

道明寺は主人公・牧野つくし(超庶民)の通う超セレブ校を牛耳るセレブ集団のトップに君臨する超俺様男。セレブ集団の仲間と共にその権力で他の生徒を思うままにし、気に入らない生徒をいじめ抜いていました。

しかし初めてそれに歯向かったつくしに対して、気に食わないと目の敵にしているうちにうっかりマジ惚れしてしまいます。

 

彼のオススメポイントは、俺様なおぼっちゃまがゆえに基本的に何事も「自分の思う通りになる」人生を過ごしてきたことによる世間とのズレっぷりですね。良くも悪くもそこがいい

基本的にこれまで思う通りにならない物事がなかったので、お金と権力でどうにもならないつくしに対してはどうしたらいいか分からない。

 

セレブ様のプライドは折られまくりで、超不格好なアプローチばかり。キュンとするより笑わせてもらうことの方が多いくらい。

それでもだからといってつくしを諦めることはなく、結果的に一途でストレートな言動をたくさん見せてくれます。そこで笑えるポイントとのギャップがまた際立つんですよね。

 

彼を推したくなったのはツンデレの極みなデート(?)回からですね。

つくしからすれば犬猿の仲な状態で、集合場所と日時を告げるだけという不器用すぎるデートの誘いをしておいて、雨の中でつくしが来るのを何時間も待っていたエピソードにはものすごくジタバタしました。待たせたくないけど待たれたい。

 

なお私が個人的に彼を最高に好きなところは日本語の弱さです。彼いわく「日本語に強いも弱いもねえだろうが、言葉なんだから」だそうですが。彼の迷言集動画は最高。だいすき。こちらもぜひ布教したいのでよろしくお願いします。

 

番外編

ここからは、最初に挙げたツンデレだけど一途、抜けてるけどエリート」の要素とは若干ズレもあるんですが、それでも私が愛して止まないキャラを2名紹介します。

 

4.折木奉太郎氷菓

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こちらは小説版未読でアニメのみの視聴なので、小説版ファンの方でそんなイメージじゃねえよ!とかあれば読み流してください。

彼は「やらなくていいことはやらない、必要なことは手短に」をモットーとする省エネ主義です。私は基本的にものぐさなので、その点でものすごく彼に共感を覚えますね。

いわゆるリア充な人々を「薔薇色」と呼び、自分はその逆の省エネな「灰色」の青春を送ると公言しています。そのどこか身の程をわきまえて斜に構えた感じもまた、身近な感じがして好感を持てます。

 

しかし奉太郎はヒロイン・千反田えるには振り回されまくります。ベースが無気力な奉太郎に対し、好奇心旺盛なえる。えるは学校生活の中で起こるちょっとした不可解なことを、奉太郎を巻き込んで解き明かさせます。

そんなこんなで「薔薇色」な性質を持つえるに、奉太郎は振り回されながらもいつしか惹かれていきます。

初めは分かりやすく薔薇色なえるに憧れている部分もあったでしょう。ですが、薔薇色であるがゆえに人懐っこくパーソナルスペースの狭いえるに押し負けまくり、そのうち「はいはい」と言いながら素直に協力するようになっていきます。

 

いつしか気持ち的にも振り回され絆され、ベースが無気力なためにツンツンしているようにも見える奉太郎はそのうち赤面しまくるなんだか可愛い生き物になっていきます。

ということで彼のオススメポイントは、無気力なはずなのに天然女子には振り回されちゃって赤面しまくるヘタレな文系イケメンかわいい。になります。アニメは作画も主題歌もたいへんきれいなので、ふと青春を感じたくなったときにおすすめです。

 

5.間宮千昭時をかける少女

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こちらは小説版には登場しない、2006年公開のアニメ映画版のオリジナルキャラクターです。

当時中学生だった私は、映画を見て彼を知り「高校生になったらこういう青春を送るわ」と心に決めました。正確には「こういう性格のイケメンと仲良くなりてえ」でしたね。

 

彼はボーイッシュな主人公・紺野真琴と、文武両道なクラスメイトの功介と三人で常につるんでいます。真琴と功介は幼馴染、そこに千昭が転校してきた形です。

三人はまるで「男友達」のように和気あいあいと過ごしていましたが、ある時功介が後輩の女子に告白されたことから、関係が変わり始めます。功介があの後輩ちゃんと付き合ったら、この三人ではもういられなくなるのか問題です。

 

真琴にとっての千昭と功介は「男友達」。でも千昭にとっての真琴は「女の子」でした。しかも千昭は真琴にとっての自分の立ち位置も分かっていて、だからこそなかなか関係を壊せない。

素直になりきれない、なってはいけないと思いながら一途に側にいて、女の子扱いしてないようで実は誰よりよく見ているという、分かり辛いけれど気付いてしまうと胸が熱くなる想い方をしています。

 

その上で「三人で居られなくなって、友達としても一緒に居られなくなるなら」とようやく関係を壊そうとする所とか、気持ちの伝え方とか接し方とかがすごくリアルで。何も考えていないようで実はものすごく真琴の気持ちを考えて動いているいじらしさがもう堪らないです。

 

千昭は「こんな風に居ないと困るような友達付き合いができて、でもそれを壊してきてくれるくらい自分を想ってくれる相手と恋愛をしたい」という私の理想を作った張本人ですね。実際にできているかはノーコメントで。

 

有名すぎるとはいえ一応ネタバレは避けますが、彼の抱えるある秘密を知ると物語は途端に「切なさ」を帯びます。それを真琴も知ってしまった上で、それでもラストは前を向きます。

高校生になる前でも高校生を通り過ぎても、10年経っても色褪せない、眩しいくらいに切ない青春がそこにあります。夏になると見たくなる映画です。

 

以上私のイチ押しツンデレ一途男子5名の魅力プレゼンテーションでした。今更ですが、ほとんどが原作も読んではいるものの映像版をベースに語っているので、差分はご了承ください。

なお比較的日頃からリアルでも好き好き言ってるメンバーなので、このラインナップだけで身バレもあり得る気がしています。がくぶる。

 

正直有名どころだらけなんですが、お気に入り男子が見つかったり、再発見に繋がったりすれば幸いです。しかし小狼くんの分量だけ多すぎて出落ち感すさまじいな。

また各作品、彼らの友人的ポジション男子やヒロインとその友達にも魅力的なキャラがたくさんいるので彼ら以外の布教にも繋がれば言うことないです。

 

ちなみに今回は好きな男子キャラの性格を語りましたが、ポジションやシチュエーションとしては「ヒロインの幼馴染」キャラも大好きです。

一途なキャラが好きなので、必然的に長いこと片想いしているけれど素直になれない、みたいなキャラは大好物なんですね。 おすすめキャラや作品があれば、ぜひ逆に布教紹介をお待ちしてます。

 

ではでは。最近の楽しみと心の潤いの補給源が二次元にしかない社会人女子がお送りしました!