午前1時のレモネード

翌朝の化粧ノリより、夜更かしの楽しさが大事。

たまには幸せの数だけを数えたい。

f:id:reni025:20170416180021j:image

早いもので、もう「真夏日」なんて言葉が聞こえてきた。新生活にも慣れる前に、春は今年もまたあっという間に行ってしまいそうだ。

そして春と同じく週末も、これまたすぐにどこかに行ってしまう。新生活にまだ慣れないわたしの、唯一の救いで幸せなのにな。つらい。

5日待てば週末はまたすぐやって来るけれど、目まぐるしく物事が移り変わる新年度は、1週違いで環境が大違いなこともあるので現状維持したいんだよなあ。

 

 

そういえば今日の記事とは一度話が逸れますが、前回記事↓が今のところブログを始めて以来の反響で嬉しいながらびっくりです。星やブクマを下さった方々、ありがとうございます。

 

やっぱり春から遠距離恋愛スタートな人も多かったのかな。離れてから最初に会った時の、むず痒さと嬉し恥ずかしさはもう5年?経つ今でも覚えてます。お互い「高校を卒業した途端に大人みたいに、別人みたいに思えて緊張する」なんて言い合っていたのが懐かしい。

そんなわたしの彼氏もこの度配属が決まったそうなんですが、赴任地の認識に間違いがあったようで、想定外の遠方に行くらしく。どのくらいかといえば、本州ではない程度には遠方

三大都市のどこかと聞いていたので、さすがにちょっと思考が止まりました。「あれ?あれだけ書いといて揺れる?」と自分でも驚くくらい。むむ、これはいきなり仕事×距離との戦いになり、そうです。

 

 

という、さすがのわたしも胸がざわつく報せを聞いたのが先週。

そして新年度から外回りが始まって、早すぎる気がするけどそろそろソロ外回りデビュー(掛けてない)するのがこの週明け。

引きこもり気味の慎ましくささやかなわたしの世界にしては、結構な大波乱が起こりすぎて、正直あんまり時間が進んでほしくなくて。

このままこの週末が明けなきゃいいのにな、とわりと本気で願っているけれど、この23年で数え切れないほど願っては一度も使えなかったタイムトラベルはまあ当然ここでも発動しないのは分かり切っているわけで。

 

なのでせめてたまには、週明けからの嫌なことや不安は考えたり数えたりせずに、この週末の幸せなことだけを数えてみたい。

正直こうして記事を書いている間にも月曜日は迫り来るわけだけど、焼け石に水の逃避でもなんでも、多少精神衛生上プラスになるならもうしないよりマシだからいいんじゃいという自己暗示をかけて書き出してみる。

日曜日が終わることに絶望を覚えて止まない、いわゆるサザエさんシンドロームとの戦いは社会人になってからずっと目下の課題だけど、少しは対抗策になるかなー。

 

土曜日の幸せ〜ささやかすぎて自分でもびっくりする〜

  • 好きな時間までゆっくり寝られた
  • 就活のためやって来ていた妹によりごはんが作り置かれていた(自炊がサボれた)
  • ついでに少しの食材も置かれていってた
  • 久しぶりにゆっくり適温で、好きな入浴剤を入れたお風呂に入れた
  • 夕方からは天気が良くなったので、溜まっていた洗濯物を片付けられた
  • 期間限定に惹かれて買ったものの、2週ほど持て余した缶チューハイを空けられた
  • 某イラストサイトやwebコミックサイトで、好きなマンガの更新や好みの絵師さんの発見ができた
  • 最近やってなかった音ゲーを開いて新曲をちゃんと聴いてみたら、思った以上にわたしの好みだった
  • 何となく見ていた某tubeで、笑えるラジオ番組を見つけられた

 

あれだ。やや「何気ない日々の中にも幸せを見つけて暮らしていきたい、日々感謝・・・✳︎」みたいなキラキラおねーさん通じるささやかさを感じて引いてる。あれ?なにこれ?むしろ苦手なのにどうしてこうなった。

ちなみにお察しいただけるかもしれないけれど、土曜日は引きこもり気味というか完全に引きこもった。わたしは学生時代から、24時間家から出なくてもわりと平気な質だ(たぶん50時間くらい出なかったことも何度かある)。

そんな引きこもり状態でもこうして幸せは見つけられるくらいにはわたしは内向的な生き物で、自覚は重々ある。

 

休みの日くらいは他人を気にせず、なんの刺激もストレスも与えられない一人暮らしの部屋というシェルターにこもっていたい。

そのくせに、どこかに飼っている客観的な自分に「どんだけ非リアでつまんない人生だよ、20代ムダにしすぎだよ」と責め立てられてストレスが溜まるというめんどくさい生き物なのだ。

正直この客観的な自分を振り切れれば楽になれるんだろう。たぶんこいつの名前は「見栄」とか「世間の意見」とか「常識」とかだ。自分が勝手に意識して、勝手に弱っているだけなのに、蛇に睨まれた蛙みたいにずっと上手く逃げられないでいる。

 

たぶんわたしが本当にどうにかするべきは、この「勝手に人の目や意見を気にしてストレスを溜める」性質なんだろうな。サザエさんシンドロームもどうにかしたいけど、そっちはこの副次的なものな気がする。

うーん。ほんの5年前、男子に混じってけらけら笑っていた、サバサバした体育会系女子高生だった頃まではこんな風じゃなかったんだけど。どこからこうなったんだろう。と、もう5年考えているけど、ゆで卵は生卵に戻れないようにわたしもたぶんあの頃には戻れないんだろうな。とも薄々思っている。

とりあえず、今日の日曜は外に出ないストレスをどうにかするためにも出かけたので、今度は出かけてみて感じた幸せも書いてみる。

 

日曜日の幸せ〜春の休日感は味わえた〜

  • 平日とは違う化粧がうまくできた(この春から、仕事とプライベートで化粧を変えるキャンペーンを開催しています)
  • 綺麗におだんごヘアが作れた(ショートの時期が長かったので普段は三つ編みもままならない)
  • 自転車圏内に成城石井があることを引っ越し2年目にして知った
  • 成城石井までの道が桜と緑の綺麗な住宅街だった
  • 上着が要らなくて、春服1枚で出かけられる1年でも貴重な気温だった
  • 外の空気が、桜が散って新芽が出てくるわたしの好きな季節の匂いだった
  • 脳内地図が数km分更新できた
  • 気になる食材が割引きされまくっていた
  • わたしの好きなトニックウォーターもまとめ買いできた
  • 手はちぎれそうだったけど、買いたかった物リスト内の物を全て買えた

 

書いておいてなんだけど、なんだかさっきより「日々感謝✳︎」なキラキラおねーさん感が増したのはきっと気のせいではないんじゃないだろうか。空気の匂いとか言ってるからかな。

でもこうやって書き出してみるとそうなるということは、客観的なイメージはともかくあれはあれで幸せな生き方ということなのかもしれない。なれないしならないけど。

とはいえ、相も変わらず近くに友達も居らず人に会わない休日ながら、書き出すとなんだか良い感じの休みを過ごした感が醸し出せた気がしてちょっとは満足です。

 

 

本当は休みの日さえ「何もしない」ことでストレスが溜まることの対処法とか考えたいけど、今日はあくまで幸せで楽しいことだけを考えてみる記事だしね。泥沼に片足突っ込むのはとりあえず止めておきます。

まだ自分の思うような大人にはなり切れていないけど、それでももう誰かが常に気にかけて褒めて甘やかしてくれるほど子どもじゃないから。自分を上手く甘やかす方法を、プラシーボでもなんでもいいから考え続けて見つけてあげたい。

来週の週末までは、またなんとか生き延びよう。朝自分で起きて通勤して、本当はそれだけでえらいのだ。きっと。